いろいろ

■ベランダのトマトがなかなか赤くならない。もともと日当たりが悪いせいもあるのだが、このところの北海道の、全く夏らしくない低温続きの影響もあるだろう。
■それでも、数日前からようやく2~3つほど、ほんのり色を変え始めた実がでてきた。トマトの成長を楽しみにしている娘が、今朝も楽しそうに「ほら!また赤くなってきたでしょ~!」とはしゃいでいた。
■イチゴ畑のいちごは、土の中のちいさなおばあさんが赤い色をつけるんだけど、さて、プランターのトマトは、誰がいろを塗るのかな…?不思議だね。不思議って楽しいね。
■ところで、先日の函館ワークショップの余韻がまだ残っている。個人的にとにかく楽しかった。何より、こんなふうに著書を1冊しか出していない写真家をわざわざ呼んで、子供たちとふれあう機会を設けてくれる保護者や関係者の方々への感謝の念が、なおさら強まっている。
■今回もまた新たな縁が生まれ、秋にもまた函館周辺で同様の催しに呼んでもらえることになった(詳細はトップページの「イベント情報」参照)。
■つくづく、人の縁が有り難い。「人の間で生きるのって、楽しいな」と思える。「生きてるのって、いいな」と実感する。以前も日記に書いたが、出来ればこうした人生の妙味を、沢山の子どもたちが日々実感(予感)できるようになればいいな、と思う。
■その醍醐味を味わう前に、子どもたちを圧殺しちゃならんと思う。原爆や劣化ウラン弾で、いわれのない差別や偏見で、彼らが味わうべきこの妙味を台無しにしちゃならん、と思う。先の見えない競争原理の幻想のなかで、子どもたちの「人生を味わう感覚」を麻痺させちゃならん、と思う。
■ついでに、書く。
■「成長か、逆行か」という、じつに品のない「脅し文句」が、いま町中にこだましている。「立ち止まるな。振り返るな。上へ、上へ」、「つまずいても、再チャレンジせよ」という徹底した上昇志向、成功志向。
■これにより、人々の無意識下の危機感、獏とした未来への恐怖感は、密かに煽り立てられている。こういうのは「恐怖政治(テロリズム)」って呼ばないのかな?
■まず自分の意志でちゃんと立ち止まって「成長って、誰の為、何の為?どこかで誰かが多くを得れば、ほかの誰かが多くを失うことにならないのかな?」と問い直すための時空間が、いま必要だというのに。