いろいろ

■久しく滞る更新。いつものことながら。
■最近のこと、思い出しながら。
9月8日
■札幌へ。NPOめむの杜で助成金を頂くことになった秋山記念財団が主催する「助成金授与式」への出席。着慣れないジャケットを着て、緊張して参加。
■でも、会場に着いてみれば、「北海道スローフードフレンズ帯広」のリーダーYさん、「飛んでけ!車いすの会」の方々、「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」のHさんなど、知っている団体、知っている方々が同じく受賞者として参列していたので、気持ちもリラックス。
■それそれの分野でユニークな活動をされている方々から、刺激を受けました。
■夜は、以前働いていた学習塾の職員の方々と食事。嬉しい時間。
9月9日
■午前。札幌の滞在先に北海道教育庁の方が訪ねてくれ、打ち合わせ。
■北海道教育庁で数年前から取り組んでいる講師派遣事業の特別非常勤講師として今年度登録されることに。
■10月以降、道内のどこかの小学校へ派遣されて、子どもたちに森のことをお話しすることに。楽しみだ。
■午後は、翌10日に行われるカンテレとのコラボイベントのリハーサルを、カンテレ奏者のあらひろこさんとおこなう。
■まずは「森のいのち」のプロジェクター映像を見ながら、朗読とカンテレ演奏の構成やタイミングを打ち合わせる。
■しかし…予想はしていたが、カンテレとのコラボ、いやはや、な~んて心地がいいのでしょう!
■いささか自画自賛気味ですが、なんというか、あらさんが奏でるカンテレの音色が、まさに”このために用意されていたのか”と思うほどにピッタリ・しっくりときて、リハーサルをしながら、嬉しさで顔のニヤケが止まらない。
9月10日
■午後、カンテレコラボ本番。
■会場のセッティングを、あらさんのご主人が手伝って下さる。お陰で、スライドショーには最適な、素敵な暗室ができあがった。会場「AMICA」自体も、広さといい、空間の雰囲気といい、とてもいい感じ。
■公演は、15時と19時からの2回。
■15時からの会には、僕の知り合いも沢山きてくれた。
■人形劇のKさん。久しぶりー!Kさんとは、初めて直接あったときに、じつはこのAMICAで一緒に食事をしたんだった。その後は、メールでやり取りをするくらいで、なかなか直接あうことはなかった。
■でも今回、あうなり「小寺さん、目が、キツい!疲れてない?」とご指摘を受けて、ドキリ。
■確かに最近、顔にモロに日常の疲れ・クタビレが出ているのに自分でも気がついていた。いや、顔の表情だけでなく、態度や立ち居振る舞いにも間違いなく出ていただろう。その辺を、感性鋭いKさんは、ズバリその日の初見で見抜いてくれたのだ。
■ご指摘にはどきりとしたけれど、でも、そうして指摘していただけることは反面大変有り難いこと。顔をぱしぱしとたたいて、気合いを入れた。
■あと、来てくれた知り合いとしては、神奈川時代の高校同窓生Uちゃん一家と、彼女の誘いで来てくれた同じく同窓生のS子さんと子どもたち。
■Uちゃん一家は、今年札幌に家を建て、函館から引っ越してきた。久しぶりにあう愛息Iくんが大きくなっていてびっくり。
■方やS子さんは、ご主人の転勤で4月から大阪から札幌にうつったという。大阪にいるときには偶然ネット上の某SNS上で「再会」していたのだけれど、僕がSNSを止めてからは音信が途絶えていた。まさか、札幌で再々会をはたすとは!
■あと、写真家のIさんも参加してくれた。じつはIさんも、別のカンテレ演奏の方とスライド上映コラボをされている。むしろIさんの方が、コラボのセンパイだ。
■公演後、写真のことやコラボイベントのこと、あと、最近のプライベートのこと等、いろいろ話す。
■いま転機を迎えているIさん。間違いなくいい出会いがこれから沢山待ち構えていることだろうから、マイペースで、着実に前に進んで欲しい。
■コラボ公演自体は、個人的にはいくつかの赤面ものの失敗をしてしまったのだけれど、それを帳消しにしてあまりあるほどに、あらさんのカンテレの音色が醸す雰囲気が素ン晴らしくて、やはり、終始至福の時だった。
■お客様にはなんだか申し訳ないような気さえするくらい、あー、良い時間だった。
■終演後、打ち上げも兼ねて、あらさんや、受付を手伝ってくれたあらさんのお仲間とAMICAの美味い食事をたのしむ。
■あらさんとは「ぜひまたやりたいですね。子どもたちに聞かせたいですね!」と。今後も機会があれば、ぜひやりたいコラボレーションだった。
9月11日
■11時から、札幌エルプラザの「エルプラまつり」内でのイベント「小寺卓矢ブックトーク」。
■自著の読み語りや、小寺おすすめの図書紹介をとおして、環境や自然のことを考えるきっかけにしたいと、担当者Sさんと打ち合わせを重ねてきたイベントだ。
■「森のいのち」「だって春だもん」以外に用意した推薦図書は、以下の通り。順不同。
「森はだれがつくったのだろう」ジャスパソン/エッカート/河合雅雄訳
「けものたちのみち」宮崎学
「ナヌークのおくりもの」星野道夫
「鹿よおれの兄弟よ」神沢利子/パブリーシン
「アイヌ植物誌」福岡イト子
「わたしとあそんで」エッツ
「まりーちゃんとひつじ」フランソワーズ
■「森はだれが…」は、もうそのまま、自然のこと環境のことに直結。
■「けものたちのみち」から「アイヌ植物誌」までは、”人と自然”という観点で僕が刺激を受けた本、そして著者たち。
■また、「生物多様性が大事!護れ、生物多様性!」と”正義の声”を上げる前に、その課題に向き合うヒト自身の生き方/価値観の多様性を考えることの方が先だよなぁ、という個人的な思いが強く強くあるので、北米や極東アジアの先住民たちの価値観が反映された書籍を紹介した。
■「わたしとあそんで」は、自然との向き合い方で、僕が非常に示唆を得た本。と同時に、このブックトークでも力説した「これからを生きる子どもたちに何を伝えるか」ということを考える際、子どもたちにむきあう大人たちにとって非常に示唆に富むであろう絵本。大好き。
■そして、「まりーちゃんとひつじ」。「岩波の子どもの本シリーズ」の古典的絵本。本当にかわいい絵本。でも、じつはこの日、これに一番力が入ったな(笑)。
■まりーちゃんとひつじのぱたぽんの、なんともゆるやかで、なんともかわいらしいダイアローグで全編が綴られる、小さな絵本。
■でも、そこに秘められた”思想”の(大げさだな…)、しかし、なんと現時代的なこと。
■ぱたぽんのことばと立ち位置、生きる姿勢、それを支える「価値観」が、いまの社会の様々な側面で、人間に、大変切実に求められているなぁ、と思うので、思わず力が入ってしまった。
■たとえ遠回りに思えても、この先ヒトを守り救うのは(「環境を守る」にあらず。環境を守ろう!地球を救おう!ってシュプレヒコールは、”本音翻訳機”にかけれてみば、結局は「明日もわたしらヒトが今日と変わらず、死なずに暮らせますように…くわばらくわばら」というふうに聞こえてくるはずだから)我々ヒトたち自身の「価値観の柔軟さと多様さ、豊かさ」がしっかり保証されるかどうか、ということにかかっているような気がする。
■ブックトーク終了後は、その場で小さなサイン会。声をかけて下さる方が何人も。
■「森のいのち」をいろんなところで何十回も読み聞かせをして下さっている方や、以前「森のようちえん全国フォーラム」でお会いして以来僕の本を大事に読んで下さっている幼稚園教諭の女性など、しばし嬉しい歓談のとき。読者の方々とこうして直接言葉を交わせるこの時間は、本当に嬉しい。
■あと、僕が札幌在住自体に本当にお世話になった懐かしい方々の顔も。嬉しいなぁ。
■しかし、じつはトークが終わったら、大急ぎで帯広へ移動しなければならなかった。かちまいアカデミーの写真教室だ。
■道東道をぶっとばして、帯広へ(といっても、軽ワゴン、時速80km以下…)。
9月12日
…のことは、たくさん書くことがあるので、また後日。
で、こうして先延ばしにして、また更新が滞る…。