ここ数日のこと

■一昨日7日、帯広市図書館で行われた長倉洋海さんの講演会。
■ほんとは観覧者としてじっくり話を聴きにいくはずだったのだけれど、急遽、図書館スタッフから機材担当スタッフやって!と光栄なるご指名を受け、図らずも準備段階から参加ということになってしまいました(笑)。
■でもそのお蔭で、長倉さんの講演にかける熱意が間近で感じられ、よかった。もちろん、長倉さんの講演内容も良かったのだけれど。
■「写真を撮るということは、”合わせ鏡”で自分を見ること」とか、子どもの写真を上手くとるコツは?という質問への「相手を好きになるということかな」というあたりは、まさに我が意を得たり!でした。(こうして文章に書き出すとなんだかつまらなくなっちゃうのだけれど、実際の話のなかでは、じつに感慨深いものがありました)
■あと、現在のマスメディアに対する批判にも、大いに合点、膝を打ちました。ほんと、まったくだ。この件に関しては、家に帰ってからも鼻息荒く、妻に向かって延々持論を吐いた僕でした(妻よ、いつもすまない…)。
■昨日8日は長女と二人で帯広へ映画鑑賞。ドラえもん最新作。
■長女は、映画にしろ、演劇にしろ、絵本にしろ、とにかく集中してものを観る。我が子ながら「おお!」と思う集中度。
■それは、彼女が1歳くらいの時に美術館へ連れて行った時、わけもわからないくせに作品をジーーーーッと見つめていたあの頃と、少しも変わりません。ずっと失わないで欲しいな、この”凝視する力”。
■で、ドラえもんのクライマックスでは結構感動的なシーンが。そのシーンを娘がどんな風に見ているのかなぁ…とおもって、こっそり横目で娘の様子を見ていたら、娘、服のそでで何度かそっと目のあたりをこすっていました。泣いてたのかな。本人は「泣かなかったよ!」と言い張るのだけれど…。
■今日9日は、そうですウイークデー。仕事です、仕事。
■今月末に徳島県立文学書道館で写真展と講演会があるのですが、今日ようやくその写真展の会場レイアウト詳細が決定しました。
■うー、思いのほか、時間がかかってしまった…。作品は21点でサイズは1種類(すべて全倍)。展示パターンも、何も凝ったことはしていないシンプルなもの。なんでこんなに時間がかかっちゃったかな…。
■今回は会場が”文学”書道館ということもあり、写真ごとのいわゆる「キャプション」はつけないで、数枚の写真ごとに一遍の文(著作からの引用)をパネルで掲示する、というスタイルにしました。
■じつは、ぼくはもともと「キャプション」というのが好きではないのですね…。できれば、いつも今回のような「キャプション無し」のスタイルで写真展をしたいのです。
■あれがついていることで、観る人の「これは何?どこで撮ったの?」という疑問・知識欲は満足させれますから、キャプションが無意味だとはちいとも思わないのですが、逆に、キャプションの”意味”が「写真を観る」という行為そのものを擬似的に充足させてしまうようにも思えて、なんだか勿体ないなぁ…と思えたりするのです。
■被写体が何であるか、それがどれくらい珍しいのか、どのような場所で撮ったのか――そういった些細なことを突き抜けるような写真を撮りたいし、見せ方をしたいですね。ま、なかなかそこまで容易にはたどり着きませんが…。
■ところで、夜、お世話になっている尾道のSさんからメールが。4月3日に尾道の某美術館を会場にスライド上映トークと読み語り会を催してくれるとの連絡。うれしい!また尾道にいける。なかなか素敵なところです。そしてSさん家族がまた素敵なのです。S家の息子達、会いに行くぞ!
■そして、そのイベントが3日に決まったことで、2日は半日、香川に寄れそう。前回の日記に書いた子育てNPOのAさんのところに、寄れるかな?寄れるといいな。いや、押しかけます。
■あと、知り合いの絵本作家Nさんからは「このあいだ舞鶴のMさんをお見舞いしてきたわ」というメールが。
■Mさんには去年1月の舞鶴講演で大変お世話になったのですが、その時すでにMさんは大病をわずらっておられ、僕もその後ずっとMさんの体調を案じていたのです。
■Nさんの情報では「思っていたよりも大分お元気そうでした」とのこと。よし、僕も帰りのフェリーを舞鶴発に変更し、お見舞いだ。
■関西・四国行き、楽しみになってきました!
■でも…はやく写真展の作品を仕上げなきゃ、間に合わない…。
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写真展で使おうかと思っている写真の一枚。
キャプション、あったほうがいいかな…?
え、こんな写真なら展示しないほうがいい、と?