ことば

■政界はすでに麻生カラー全開のようです。
毎日新聞【毎日jp】より
中山国交相:成田空港問題「ごね得」 日教組批判も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080926ddm002010034000c.html

■たった一人の閣僚の発言を取り上げて日本の政治全体についてあーだこーだ言うのもよくないですが、それでも、やっぱり言いたくなる。
■強者には弱者たらしめられている者の、持てるものには持たざる者・奪われし者の、その置かれた状況も心持ちも、とんと理解ができない、否、するつもりがないのだなぁ、と。
■話は少し飛躍しますが…
■こどもも若年非就労層(ニート)も高齢者も障がい者もみんな「自己責任論」に押し込んで、罰則と監視は強化。持たざる者の異議を申し立てる力・抗う力はさらに削がれ、ゆくは”滅私奉公”の世界へと…。いや”滅私奉強”というべきでしょうかね。
■さて、これからどんな社会がぼくら市民を待っているのでしょう。
■ああ、ひさしぶりにこんな日記を書いた。
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■と、閣僚のことばを突っついたあとで、昨日とある場所で出逢ったことばをここに紹介しましょう。僕にとっては、宝石のようであり、また今の自分の心根を突く真っ赤な焼きゴテのようなことばです。
■絵本作家・瀬川康男氏のことば。瀬川氏と言えば、童心社「いないいないばあ」「いいおかお」、福音館書店「ことばあそびうた」でおなじみ。
「ことばは考えるための道具ではない
 ことばはいのちだ
 ことばから論理をとりだすと いのちをとりおとす
 ことばでかんがえると 理の袋小路にまよう
 ことばを自立させなくてはならぬ
 人からことばをとりあげなくてはならぬ
 ことばをして
 ことばのいのちを生きさせなければならぬ
 ことばは 神である
 人の闇をてらすひかりである」
「こんな絵でよいのか
 こんな文章でよいのか
 子供達を軽くあつかってよいのか
 悲しみをおしえなくてよいのか
 死の闇をしらせなくてよいのか
 日暮れてからの道の遠さは
 骨身にしみる」
「草花はなにを話しているか 聞くこと
 聞いて 書きとめること
 新しい言葉は 古い経験を頼りにし
 絵は全てをのみくだす」
(すべて季刊『銀花』瀬川康男特集より抜粋)
■ある絵描きの、ことばに向かうことばです。
■のみくだす覚悟。のみくだして生きる、という覚悟。
■向き合って、向き合って、自らを生かしめているはずのそのものを知る、という覚悟。