こんにゃろめ。

マリモだなんだと茶化してるだけじゃなぁ…と思い直し、ちょっと真面目に書き残しておくことにします。

この「学芸員はがん」の件、すでにあちこちから指摘されているように「文化学芸員の仕事に対する山本大臣の理解不足・無知・認識間違い」とか「がん患者への配慮の欠如」は、確かに大きな問題かもしれませんが、ぼく個人的にはもっと気になっていることがあります。

(本人により撤回されたものの)「世間の大勢を理解せず、それにうまく沿えない“連中”は、邪魔者・異物として“一掃”したほうがいい」っていう、全体主義的排斥思考のかなりキワどい発言が公の場で公人の口からポロリと出せちゃう現状、そんなヤバイことがオフレコじゃなくても言えちゃうような“雰囲気”やある種の“体質”が為政者の中にあるっていう状況が、ああなんだかホントにいやだなぁ、と思うのです。

もしかして、こういうこと、わざとやってるのでしょうか。この「がん一掃!」とか、あの「無礼な!出て行きなさい!」とか、「仲間の和を乱したどアホKYは、ほれ、尻尾切りでお仕置きだ!」とか、「パン屋が和菓子屋になったのは、版元の自主的なソンタクです」みたいな、いろんなバリエーションの“毒っ気”をわざとメディア経由でちょっとずつ“接種”することで、逆に、みんなが知らず知らず異物排斥思考や全体主義的発想に“馴染んで”いくようにと。

で、来る2020年、国民“全体”総動員のお祭り騒ぎのどさくさに「海の水どころか、ついに人の行動も、マインドも、安心安全にアンダーコントロール化完了! これで我ら、千代に八千代に巌のごとく安泰! Yes, finally we’ve made NIPPON GREAT again!(with standing ovation in 衆議院本会議)」とか。

冗談です。

でも、冗談でも、そんなのいやですよ。真面目な話、新興宗教団体や近隣国の政治体制を小バカにして嘲笑している場合じゃ無いと思う。

“美しい”からって、ただ一色で塗り込めてくれるな。邪魔だからといって、抹殺してくれるな。例えば森の雑草は雑草なりに、雑木は雑木なりに、それぞれの雑草雑木マインドで、それぞれの現場で結構大切に生きてんだ。安易に束ね、刈り、無きものとしてくれるな。

よおし、こうなったら、森の林床を這いつくばってでも、インバウンド換金資源になんかなりようも無い地味で小ちゃな雑草・雑木ばかりを、意地でも撮り続けてやるぞこんにゃろめ、と、結構真面目に思った次第です。以上。