まちづくり

■長女を保育所へ送り、カミさんと次女とともに公民館へ。いつも行われている火曜日恒例の「子育てサロン」へ久々の参加。
■「子育てサロン」とは、乳幼児を連れた親同士でお茶を飲みながら交流しあう場なのだが、参加者はほぼ決まってお母さんばかり。オトーチャンが参加することはめったにない。でも、子育てというものがいつまでも「母の専業」であってはならないと思うので、僕は今後もできる限りこういう場に出たいと思う。
■こうした平日昼間の集まりに参加出来るというのも、僕の特殊な職業形態ゆえであって、つまり、僕のようなオトコがサロンにいるということは例外的といえば例外的だ。きっと僕の参加が、通常参加されているお母さん方には小さな緊張の種になってしまうかもしれないとは思う。でも、そうした緊張がいつかいい方向に変質して、子育て・子育ちというもののプラスになったらいいなぁと思っている。
■さて今日は、我が家の次女と同じ病院で、奇しくも全く同じ日に生まれた友人K家のSちゃんがサロンに参加していた。ともにもうすぐ1歳の誕生日を迎える。我が家の次女は、おともだちと会えて楽しそう。よかった。
■その後、昼過ぎ家に帰り、仕事。メールチェックをすると、町民活動支援センターのMさんから、センター主催の講演会へのお誘いメールが来ていた。今夕6時から「これからの農業とまちづくりを考える研究会」。時間もとれそうだったので、参加することに。
■この講演、根室地方のある町で、地場産業を生かしたエコツーリズムや環境教育事業を展開するNPO団体の職員を講師に招いての事例学習的内容だった。
■地元の者にとっては「あたりまえ」のことが、外来者から見ればとても珍しい、ということはままある。食習慣や景観然り、また農業技術然り。それをうまく観光や地域活性化、また地域の潜在的資源の掘り起こしにつなげていこうという試みをそのNPOは足掛け20年続けている。そしてその実績は、昨今、NPO団体の取り組みとして表彰を受けるほどに充実しているという。そこから我が町の市民が学ぶ事はないだろうか、というのが講演企画の趣旨だった。
■このNPOの成功事例を聞いたからとて、一足飛びに我が町でも事業が立ち上がり、ましてやそれが成功を収めるなど無理な話だ。しかしこうして「外の風」を呼び込むことで事がゆるやかに動き出し、いつかこの町の住人が今以上にいきいきするといいな、と思う。まちは自分達で作るものだし、そうしたまちで主体的に生きていくのは、きっととても楽しい事だろう。
■実際、講演の後に参加者同士で行った短いワークショップでは、昔からこの町に住む農家さんと、僕のような新参者とのささやかな交流があり、それは本当にささやかではあったけれども、僕にとっては何とも楽しいひと時だった。
■ところで、じつは僕は、今回講師を派遣してくれたこのNPOには、数年前にとある仕事でお世話になったことがあった。今回講師に来られたBさんとは今日が初対面だったが、打ち上げの席で、その時の仕事のことや、当時地元で世話になった方々の話で盛り上がった。
■さらには、僕が今年の夏に函館の小学校ワークショップで大変世話になったNさんというかたが、その後そのNPOのある近隣町に移り住み、いまそのNPOと深いかかわりがあるということも判明。「北海道はせまいねー!」と笑いあったのでした。
■なるほど、きっとそんなふうに、まちも人のつながりも出来ていくのだ。やっぱり楽しい。