卓話とスライド上映会

20日は昼過ぎから、地元芽室町の「芽室ロータリークラブ」の例会に招かれて「卓話」をしてきた。森のいのちの出版にまつわることや、写真家として、また一町民としていま考えている事など。
芽室町役場や町内金融機関、商店、企業の管理職や経営者のお歴々からなるロータリークラブ。フリーランス写真家などという不確かな身分の僕にとっては一番なじみが薄いところかもしれない…(笑)。
でも、地元であれこれと模索をしている若造の存在を知ってもらえたのは良かったのかもしれない。僕は地元での認知度がかなり低いので…。有り難い機会を頂戴した。
それが終わってから急いで準備をし、夕方、上士幌町糠平へ。翌21日は上士幌町ふれあいプラザで子供たちにスライド上映会を行う。
「森のようちえん」として、子供たちと一緒に森を楽しむ活動を続けているグループがあり、その会の世話役をやっている糠平の知人O氏と以前から「なにかやりたいね」と話を進めていたのだ。
今回は子育て基金の助成がとれたとのことで、なんと!前泊も付けてくれた。宿は中村屋。手作りの落ち着いた内装や、地元産品を使ったバリエーション豊富な料理など、なかなかいいお宿だ。我が町・芽室が誇る「日甜のオリゴ糖」が随所に登場するのが嬉しい。
21日当日は、親子合わせて20名ほどを前に、スライド上映。とても楽しいひと時でした。
それにしてもすごいと思うのは、子供たちの写真を見るときの集中力。僕のスライド上映では、まず始めは、解説などは何もせずに森の四季の風景写真を10分ほど観てもらうのですが、その間の子供たちの表情ときたら。ぐっと吸い付くようにスクリーンを見つめ、中には、微動だにしない子も。
大人になると、なにかと写真に対する「解説」が欲しくなり、「理屈」や「納得」を欲してしまうものですが、子供の無垢な鋭い視線は、それを超えた写真の奥深いところをじいーっと見つめてくれているように思えます。いまやすっかり「大人の眼」を身につけてしまった自分自身の写真との向き合い方に、少なからず反省を促されるのです。
さて、じつは今回の上映会には、我が妻と子らも参加しました。不思議な事に、地元でこうした講演や上映会をする事が本当に少なかったので(過去に2回だけ隣町でやりました)、娘やカミさんに本番を見せることはほとんどなかったのです。でもいざこうして改まって写真を見せるとなると、なんだか、少し緊張します。
で、実際のところどうだっかというと、スライド上映中に、ちょっと興奮気味の長女が頻繁に声をあげるので困りました…。
「それ、クルミ、クルミ!これはリスが食べたやつでねぇ…」と、ネタバレのオンパレード。しまいには、ばらすネタもなくなったのか、「おーい、オトーチャーン!」と直接呼びかけ戦法に出た。
うう…。なんとも冷や汗な一日でした。