南林間、清里

ちょっと日記が前後するが、本州滞在中2月21~22日のことを。
21日
■渋谷でのいとこの結婚式の翌日。恥ずかしながら太ももが筋肉痛だ。慣れない撮影をして、身体が緊張したらしい。
■午前中、実家のある南林間のキリスト教会の子どもたちにスライド上映。小学1年~6年。元気のいい1年生たちが最前列。映し出される写真一枚一枚に対し絶叫しながら観てくれる。「すげー!」「なんだこりゃー!」。その素直な反応がこちらにも楽しく、また嬉しい。
■学校等でスライド上映を行うときには時折、先生方が気を利かせてくれ、上映中のそうした私語に対して「しーっ!喋らない!静かに観なさい!」と子どもたちを指導してくれることがあるのだけれど、今回の様に、写真を楽しんでくれた結果としてワイワイ賑やかに私語が飛び交うっていうのは、写真を見せる本人としては結構嬉しいものだ。
■たとえば上映中の私語が尾を引いて、後の講話の部分まで私語で収集がつかなくなってしまったとか、コミュニケーションが破綻してしまった…というような経験は、幸いなことに、まだ無い。
■子どもたちは、いかに興奮が高まろうとも、いったんこちらが真剣に話を始めれば、その思いに応じて話にじっと耳を傾けてくれるように思う。それは多分、初対面の者同士の間に在るある種の緊張感がなせる技なのだろうけれども、それを割り引いて考えても、子どもたちは、こちらが真剣に向き合う姿勢を見せれば、何らかの形でそれに応えてくれる誠実さと懐の余裕を持っている。
■要は、コミュニケーション成功の秘訣は、相手への信頼とともにまともに向き合って、誠意を尽くして聴き/話すすということなのだろう。子どもたちからそうしたことをいつも教わる。森の被写体たちからも、やはりそれを教わる。
■教会の楽しいひと時のあとは、車を飛ばして山梨方面へ。3年前に写真展と講演でお世話になった清里高原を目指す。当時お世話になった方々との久々の再会だ。
■清泉寮で、当時講演会の企画担当をしてくれたSさんと落ち合い、今日の再会&懇親会の会場であるペンション「ヒュッテ グーテライゼ!」へ移動。そのオーナーMさんとは、以前某TV局が作成したドキュメンタリ番組の“出演者”仲間。で、懇親会には当の番組を作成したディレクターKさんもご家族と一緒に参加され、取材当時の思い出話に花を咲かせた。
■また、近隣に住むKご夫妻、キャンプ場で働くNさんも同席され、楽しく会食を楽しんだ。オーナーMさんの供してくれた料理の数々がどれも絶品で、思わず食べ過ぎてしまった…。そのまま「グーテライゼ」で泊。
22日
■朝食のまえにMさんから「昨日は参加できなかったTさん、今日は都合が付いて、午後清里に来れるそうです」と嬉しい報告が。
■Tさんとは、やはり同じTV番組に出演した方で、僕はまだお目にかかったことがなかった。ちょうど今、働いている科学館(Tさんは天文とプラネタリウムの専門家)のリニューアルで大忙しなのだそうだが、何とか都合をつけて時間を割いてくれたという。
■午前中は清泉寮のあたりをゆっくり散歩。で、午後、前出の清泉寮のSさん(じつはSさんも”出演者”仲間)、ペンションオーナーMさん、そしてTさんとの4人で顔合わせ。初めての”出演者”そろい踏みが実現した。
■みなそれぞれ違がう関心をもち、生業も違い、そこに至るまでの経験もそれぞれ。でも、話していると、不思議と繋がり合う部分が多い。そもそも見ず知らずだった4人がある番組が縁でしりあい、いまは、なんだか随分前から互いに良く知っていたかのような口ぶりで談笑しているのが、不思議。おもしろいものだ。
■また会いましょう!と約束して、清里を出発。新潟へ。途中の道の駅で夜を明かし、23日朝新潟発のフェリーで北海道へ。