我が町「絵本講演会」

昨日芽室で開催した「青田正徳氏絵本講演会」は大成功!
定員を越える参加者が集まり、青田さんの笑いあり感動ありのトークに聞き入りました。深くて暖かな絵本の世界に引き込まれ、2時間があっという間。アンケートにも「もっと話が聴きたかった」「ぜひ、第2弾を」という要望がいくつも。
やってよかった。
今回は、あえて平日・午前という時間設定にし、いってみれば「育児専念中のお母さん」に対象を絞って開催したのですが、ほとんどマスコミを使わないクチコミ戦略の広報にも関わらず、50名を越える方々が参加してくれました。これもすべて、自身らが子育て中の実行委員スタッフたちの熱意と尽力の賜物なのですが。
これを契機に、この町の「子育ち環境」やそれに対する意識が少しずつ豊かになるといいなぁと思います。
ただし、今後の課題も。
今回の「平日・午前」という時間設定では当然、昼間働いている方々は参加できません。したがって、共働き家庭の保護者、また、幼児・児童教育機関(幼稚園や保育所)で働いている方々、そして、図書館の司書さんたちなど、ぜひ講演を聞いて欲しい方々に参加していただくことがかなり難しい日程でした。
これはあらかじめわかっていたことではありましたが、やはり少し残念なことでした。特に、男性の一般参加が一人もいなかったのは、今後の課題です。
もし根本的に「子育ち環境」のことを考えるならば、働きながら子育てをする人、そのなかでもとくに男性として社会に生きている人々の存在を考えなければなりません。
父親であるか否か、家庭を持っているか否かに関わらず、男性が子育ち(いのちの育ち)にどう関わっていくのかを考えない「子育ち論」は、結局これまで同様に堂堂巡りを繰り返すことに終わってしまうでしょう。
特に、いまこのクニで進めらつつある「時代錯誤的父権復古主義」や、世界的な流れである、カネ・権力・腕力(暴力・戦争)の「マッチョ指向」を眺めていると、ある危機感とともに、それを強く思わざるを得ません。
(僕は「子育ちを考える」というときに、それを「少子化問題」という切り口だけに矮小化させたくないと思っているのですが)現実にのっぴきならない問題としてある「少子化」を考えるときにおいてもやはり、今後、男性自身がどう自分の意識や生活のスタイルを変えることができるのかが大変重要なことになってくると思います。
もっといってしまえば、僕の個人的な意見ですが、「男性が”マッチョ指向”からいかに脱却し得るか。また、その環境を社会がどう整えるか。」というところに尽きると思います。
今後この芽室で、いかにお父さん、おっちゃん、おじいちゃんを巻き込める環境を作るか、そこが肝心だと思いました。できれば「平日・午前」でも会場の1/3以上が男性、というような子育ち講演会ができるような町になればいいなぁ!
あ、こういうことをいうとどこかから「そんなことでは美しいクニはつくれません!」とお叱りをうけそうですね。
そうそう、「マッチョ指向」にからんで、ある事件のこともしっていただければ。以下に、その事件の被害者を支援する会のHPのURLを貼っておきます。
女性自衛官の人権裁判を支援する会
http://jinken07.10.dtiblog.com/
「マッチョ指向」の病巣が深いこと、そして、それがこのクニの構造自体や、これからその構造に「憲法改正」の名のもとにテコをいれようとしている人々の意識のかなに深く深ーく根をおろしているだろうことが、なんとなく感じられるかもしれません。