新宿写真展・2日目

寒い。東京だって寒い。今朝家を出て、ふうと息を吐くと、北海道なみにそれは白いのです。マフラーを持ってきていて良かった。
この寒さに加え、天気予報では「雪が降るかも」などと報じられた今日の気候なので、週末だけど来場者は少ないかな…と思っていましたが、いやいや、昨日同様、来客多数。人数が少なくなることはあっても人が絶えることのない写真展は初めてです。
今日は、親戚、兄弟、幼馴染、中学の恩師や留学時代からの友、ライブラリや出版社の方々など、心配掛けっぱなし・世話になりっぱなしの人々がご来場。もちろん、初めてお会いする方で声を掛けてくださる方々も何人もいて、今日も充実した一日でした。
お客様の中には「孫に読み聞かせようと思いまして…」と「森のいのち」を購入してくださった方2名。どちらもいわゆる「おじいちゃん」なのだそうです。僕の非常に個人的な思い入れとしては、「森のいのち」はズバリ、大人が子に(特に、父が子に、ジジが孫に)読み聞かせる内容として書き上げた本なので、こうした思いで拙著をお求めいただくと、もう大変嬉しくて、ついついおしゃべりも長くなってしまいます。
さて、会場で声を掛けてくれた人の中には、最近SNSを通じて再び連絡を取り始めた高校時代の旧友Yも。実に17年ぶりの再会です。
そういえば、Yとは学園祭で一緒にバンドをやったんだよなぁ。懐かしいなぁ。あの時は「パワーステーション」とか「デフレパード」のコピーをやったんだっけな。彼は今でもロック現役だそうですが、最近僕は、ギターを弾くにしてもアンパンマンだもんなぁ…。隔日の感あり。でもYは、しっかりと僕の写真を見てくれ、本も読んでくれ、「感動した」と言ってくれました。旧知の友からのこの言葉には、なんだかとても気恥ずかしいですが、やはり嬉しいです。
閉館間際には、奇しくも、アラスカで写真を撮っている写真家が2人、入れ替わるように訪ねてくれました。
一人は今日はじめてお会いする方で、サケをテーマに作品を取り続けている方。ここ数年、お金を貯めながらアラスカへの取材旅行を繰り返し撮影を続けているとのこと。サケの生態や自然における役割に関しては僕もとても関心があり、それを写真で追う事の意味も大いに感じるので、これからそのテーマで発表の場を作ろうとされている氏の熱心な姿勢に共感を覚えました。
もう一人は、いま同じ東京の恵比寿にある東京都立写真美術館で企画展が催されている先輩写真家のMさん。いや、伏字にすることも無いので本名で…前川貴行さん。各カメラ雑誌の連載などでも大活躍の写真家で、ハクトウワシやクマのシリーズなどで人気を博している新進作家です。
写真美術館の閉館時間後に急いで駆けつけてくれ、こちらの閉館直前に作品を観ていってくれました。
実は、前川さんとは同じ会社からポストカードを出している仲で、そこの社長には、僕らは共にとても世話になっています。その社長曰く「ネイチャー写真は、これからはあなたたちの”時代”だよ!」とのこと。ま、現実には、僕などはまだスタートラインについたばかりで、前を行く前川さんの尻を見ているような状態なのですが、でも、写真を見終えた前川さんと握手をしながら「互いに頑張ろう」と声を掛けられ、僕は密かに気合を入れたのでした。
前川さんの企画展はコチラ
http://www.syabi.com/details/new_sakka_vol5.html
さて、閉館後は、幼馴染夫婦とともに某百貨店のレストラン街で夕食。僕のリクエストでコリアン料理を。少しお高い(というか、僕が韓国滞在中に食べていた同じ内容の食事に比べたらべらぼうに高額な)料理でしたが、味は良く、とても満足の夕餉でした。やはり今夜もビールで乾杯。ちなみにOBビールでした。