最近のこと

9月1日
地元芽室町内の実勝寺で、語りと音楽ユニット「野花南」さんとのうれしたのしいコラボライブ。170名を超える方々に、野花南・たなかたかこさんの語りや歌、嵯峨治彦さんの馬頭琴や喉歌演奏、そしてオマケとして小寺の写真映像を楽しいんで頂きました。地域NPOで一緒に活動する知人が、僕の写真映像や読み語りを観て「あなたのこと、見直したわ!」と言ってくれました(笑)。
9月10日
幕別町図書館の企画で、幕別町立明倫小学校という小規模校でたのしく写真絵本づくり。雨模様の悪条件の中(でも、僕にとっては雨は撮影にとって好条件なのですが…)、子どもたち、それぞれに色々みつめ、いろいろ撮り、ユニークな作品を作り上げましたよ!
9月12日
地元芽室の芽室西小学校の支援学級のこどもたちプラス1年生たちに、スライド上映読み語り会をしてきました。全部読むのに12分ほどかかる「森のいのち」を、最後までじっくりしっかり聞いてくれた彼らの”聴く力”に感心と感謝。
9月15〜17日
連休を利用して家族全員で神奈川の実家へ。とんぼ返りに近い短期日程でも、子どもたちはおばあちゃんとの久々の再会に狂喜。しかし、関東の残暑の凄まじさ、また、中日に出かけた江ノ島水族館のあまりの人の多さに、僕もカミさんもヘトヘト。
9月23日
所属する「泊原発廃炉の会十勝連絡会」主催で、放射線医療の医師・西尾正道氏の講演。生きた細胞に多大な影響を及ぼす放射線。それを利用して治療を行う現場第一人者の語る「原発と放射能」の恐ろしい実態は、実にリアリティがあり、改めて、できるだけ速やかに原発や核兵器などの核利用とおさらばしたいなぁと思わされました。他人事などではありません。
9月25〜28日
森の撮影。ひさしぶり。暑かった今年の九月も、さすがに下旬に入りすっかり秋の空気に包まれました。車中泊の朝方の車内温度は一桁。涼しい、というより、すでに「寒い」の域。季節は確実に巡り、そして森の草木も確実に冬支度を進めています。
9月29日
本別町図書館主催で写真絵本づくり講師。子どもたち12名がそれぞれ「ふるさと写真絵本」を作りました。普段何気なく過ごす街角に、あんな面白いもの、こんな美しいものをたくさん発見。みんなの眼、みんなの心が捉えた、世界に1冊しかないふるさと絵本がたくさんできました。
9月30日
幕別町図書館(札内分館)主催で写真絵本づくり。小雨のぱらつくコンディションの中、下は未就学児から上は中高年世代まで、一般参加者総勢20数名で各々作品づくりにいそしみました。今日も「ちいさな詩人」が続出!付き添いの保護者も、サポートスタッフも、大人たちを「うーん!」と唸らす作品の数々が誕生しましたよ。
写真絵本づくりを終え家に帰り、朝読む暇がなかった北海道新聞朝刊を開くと、生活面の児童書書評欄「こどものほん」で拙著「いっしょだよ」が紹介されていてビックリ!
紹介して下さったのは、旭川市の児童書専門店「こども冨貴堂」店主の福田洋子さん。
”タイトルにある「いっしょだよ」というシンプルな言葉は、今この時代にともに生きる人びとへのメッセージです。”
…福田さんはそのように書評を締めてくださいました。
福田さんには、「今」という観点でこの本のエッセンスを汲み取って頂き、本当に本当に、嬉しい思いでいっぱいです。
僕たちの「今」。
戦争もなくなりません。いじめもなくなりません。欺瞞、まやかし、その裏腹の猜疑心による虚無主義が横行し、あげく、隣人を必要以上に貶めては差別し、対立をいたずらに煽る言動は、今、ますますその醜さの度合いを増すばかり。
そして、不幸な天災と、それを上回る”ずさんな人災”でズタズタに傷けられた人びとの心は、未だ癒えません。全土にバラまかれた痛みと恐怖の眼に見えぬタネは、一体何時になったら人びとの前から消えて無くなるのでしょうー。
多くが弱さを負った今、「強くあること」が尊重され、美化され、求められ、その潮流の影で「弱くあるもの」はさらなる弱さの渦巻きの中へ追いつめられ、しまいに見えないものとされてゆくー。
そんな今だからこそ、僕は、たとえ苦い汗・冷たい涙を流しながらでも、しんどい思い・やりきれない思いを味わいながらでも、少々いらだち・少々腹をたてながらでも、また、たとえそのことで否応なく自分自身の弱さ・小ささ・不確かさに直面せざるを得なくとも、「それでもなんとか、みなでいっしょに生きていく」ということを諦めずにいたいのです。
そうそう、今日は文化放送の朝の番組「日曜はがんばらない」で拙著「森のいのち」が紹介されたとのこと。文化放送がちゃんと受信できない北海道の僕は、まだ番組未確認ですが、どのように紹介して下さったのか楽しみです。後日番組ホームページで放送内容を聴けるそうです。