本を作る難しさ

■先ほど田無でのイベントを終え、神奈川の滞在先に戻りました。
■昨日・今日といろいろ書くことがあるのですが(アンセルアダムス、若きフォトグラファー、ヒヨケザルなどなど)、全てを書くと長くなりそうなので(特にイベントの件は)、今日はひとつだけ。
■昨日某所で読んだ本の所感。
■それは、知人の写真家があるライターさんと作った本。その書名はというと…えー、ちょっとナイショにしておきます。
■というのも、次に記す個人的見解にすぎぬ雑感・書評がその本のセールスにわずかでも影響し、知人である写真家の今後に幾ばくかでも不利益になることを個人的に恐れるからです。
■ああ、なんて身内贔屓・手前勝手な(またこの不定期日記の読者をなめた)理由なのでしょうか。もうしわけありません。でも、やっぱり書名は伏せておきます…(だったらはじめからこういう公開日記にかくなよ、ということなのですけれどもね…)
■はっきりいって、その本、もう、もったいないの一言。なにがもったいないか。それは、文章が写真の力を奪ってしまっているからなのでした。
■例えて言えば、ある料理人が極上利尻昆布でじっくり煮出した旨みダシ汁(しかもすでに天然粗塩で絶妙の味加減に調味済み)に、別の料理人が「いや、これ足したら絶対うまいから!」といいながら、冷蔵庫の奥からひっぱりだしてきたケチャップやマヨネーズ、ウスターソース、ついでに味の素や粉末カツオだし調味料を遠慮もなくぶち込んで、「これがオトコの料理ってもんだ。どうだ、美味いだろ!」と豪語しちゃうくらいの、ああもったいない…なのでした。
■いわゆるコラボレーションていうのは、なかなか難しいものなのですね…。