本州遠征 清里その1

■子どもの本のつどい終了の翌日、慌しく本州へ出発。これから山梨~神奈川~近畿へと3週間の旅。
■苫小牧からフェリーで新潟へ。8月1日15:30着。とても暑い。ラジオによれば、どうやらこの夏の最高気温を更新したようだ。黙っていても汗が滴る。
■郵便局で急ぎの頼まれ写真原稿を発送したあと、車を山梨清里へと走らせる。新潟市から上越市へ出て、そこから国道18号をひたすら南下だ。
■途中柏崎を通る。中越沖地震の震災跡が生々しい。崩れた瓦屋根を覆う急場しのぎのブルーシートが、静かな山間の集落に異質な色をおとす。ぺしゃんこにつぶれた木造家屋をぐるりと囲む虎の子ロープ。すれ違う自衛隊の災害支援車両の多さが、あの震災の被害の甚大さを如実に物語っていた。
■上越市を過ぎ、妙高のあたりで携帯がなった。アウトドア雑誌B誌の編集者Mさんより、若手自然カメラマンを紹介する連載記事の取材依頼だった。
■本当は、僕がいつも撮影している北海道のフィールドで取材を…というご希望だったのだけれど、あいにく8月はずっと本州だ。仕方が無いので、これから徐々に取材を進める予定にしている東京都内某所の森で取材してもらうことにした。
■電話のあとは、再び、ひたすら南下。長野を過ぎ、上田を過ぎ、佐久を過ぎ、野辺山まで来て、ついに眠気がピークに。時計を見れば、もう午前1時半だ。清里は目前だったが、ここで車中泊。
■歯を磨いていたら、巡回パトカーが来て職務質問。例のごとく「おや、北海道からですかぁ。免許書、ちょっといい?」と。今回は寝入る前で良かった。しかし、もう「職務質問慣れ」してしまっている自分が怖い。
■翌2日朝、清里の写真展会場入り。車から60点にのぼる写真を全部下ろして搬入開始。荷台がすっかりと空いた我が愛車が、ずいぶんと楽そうに見える。その後、担当者Sさんとの打ち合わせや昼食を含めて、7時間かけてじっくり展示した。
■枚数が多いと、どうしても展示に時間がかかる。ただ、今回はA3ノビサイズの、比較的小さめのプリントがメインなので、欲張ってたくさん飾ってしまった。もう少し数を減らしてシンプルにしてもよかったかもしれない…。
■翌3日、そう、今日、いよいよ初日。
■夏休みの清里は親子連れや観光客で一杯だ。展示会場にもたくさん来場者があった。中には、一枚一枚本当にじっくりと作品を観てくれる人もいて、とてもありがたい。
■新宿の写真展にもご来場いただき、その後もメールでやり取りをさせていただいているIさんご夫妻が、約束どおり、遠く茨城からはるばる駆けつけてくれ、激励してくれた。本当にうれしい。
■さて、明日は午後にトークショーも予定しているため、今わかっているだけでも10人以上の知人友人が来場してくれる予定だ。楽しみだ。