祈り

僕は、ある経緯から、いわゆる「祈り」というもの、その行為から敢えて我が身を遠ざけていようと(必要以上にカタクナに)考えている人間なのだけれど、そのカタクナさを越えて、どうしても祈りたくなる時、思わず祈らざるを得ない瞬間が、ときどき不意におとずれる。
今日も、家族からある知らせを聞かされ、そのことについて、思わず心中で祈った。一体誰に(何モノ)に向けて祈ればいいのかも分からなかったけれど、しかし、祈るしかなかった。
そして、そんな我が身を顧みながら、この世には「祈る」ことを通してでしか向き合うことができない出来事があるのかもしれないな…と、あらためて、つくづく思わされた。