秋田・森吉山より-2

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ようやく待望の雨が来そうだ。
夕方から空に重たい雲が垂れ込めてきた。明日が今回の東北遠征の撮影最終日。なんとか間に合ってくれた…。
本当は、今日撮影にいった森吉山麓にある秋田杉の原生林でも、樹幹の濡れそぼった木々を写真に収めたかったのだが…。
それにしても、今日の秋田は暑かった。日中は30度を越えていたのではないか。
あまりに暑かったのと、これまでの疲れが溜まっていたのとで、今日は撮影を午前中で切り上げ(と言っても、朝3時半から森に入っているのだから、実働時間としては8時間だ…)、森吉山をぐるりと半周回ったところにある阿仁という集落へ。
阿仁は「マタギの里」として名が知られている。以前僕の公式サイトの日記に読後感を書いたことがある直木賞小説『邂逅の森』の舞台にもなった村だ。
ちょっとミーハーな思いが半分、あとは、ゆったり温泉につかりたくて、「打当温泉・マタギの里」へ向かった。この打当地区こそが、物語の主人公の故郷であり、全ての話がここから始まる場所なのだ。
入浴後、ちょっと昼寝をしたあと、温泉のロビー売店に『邂逅の森』が売っていたので、ちゃっかり立ち読みし(笑)、ご当地で感動を新たにしたのでした。
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写真は、朝の奥森吉の森。流れる清流とブナ。