育てる

「北海道子どもの本のつどい」に参加するため、道南の今金町に来ています。
午後、土砂降りのなかデジカメ写真絵本づくりワークショップの撮影の部を行い(子どもたちにはちょっとかわいそうな天候でした…)、先ほど全体交流会に参加してきました。
すごいものを見ました。
和やかで、終始爆笑に包まれた大盛り上がりの交流会。しかし、そこに垣間見えた「育てる/育つ」というキーワード。
「町」という主体が、ここまで「人を育て、地域を育てる」ということに対して、部外者にもビンビンと伝わるほどの熱意を注ぎ込み、かつ可視的/有機的なアクションを起こせるものなのか。びっくりしました。
「今金は、凄い」と、あちこちで言いふらしたい気持ちで一杯です。
まあ実際には、すでにあちこちで言いふらしているけれど…笑。
しかし、今金のように、決して「だれかに言いふらしてもらいたくてやっているわけではない」取り組みが、結局はこうして正の評価とともに外で喧伝されることになっている、という現実の重みを、改めて考えてみたくなる。
例えばその人なりその集団なりが備えるどんな属性や個性が”外部での知名度アップ”に真に貢献するのかは、決して「○○日本一!」などといった客観的な分かりやすさや数値的尺度によって決まってゆくのではないのだなぁと感じる。
その属性や個性が何かの序列の中で”一番”だろうとなかろうと(仮に、ある序列体系においては評価の箸にも棒にも引っかからなかろうとも)、それが十分に個性的であり、なおかつ”本気”と”内発の必然性”というバックボーンにちゃんと支えられているものならば、それは自ずと「外に訴える力」を持ち得るのかもしれないな、と、そんなことを思った。
やはり、要は、「とにかく、本気でやる。前向いて、やる」、それに尽きる。
ついでにいえば、これは、子どもたちとの絵本作りワークショップでいつも子どもたちから(彼らの作品から)教えられていることでもある。