長いもの

■論旨としては、前回の日記と全く一緒になるが、改めて思っている事を書こう。
■「長いものに巻かれる」ということから如何に自分の身を遠ざけていられるか。そのことに如何に自覚的でいられるか。
■”長いもの”が”巻き取ろう”としている気配を、如何に敏感に感じ取れるか。その感受性を錆びつかせないようにすること。
■長いものに巻き取られることの安楽さや”気持ちよさ”を「そんな安楽、いらない!」と笑って蹴飛ばせるように、生活と精神の”足腰”をちゃんと鍛えておくこと。
■大事だよなぁ。安楽をつっぱねるのは、なかなか出来ないけれど…。
■そうそう、昨日まで撮影に出かけていた。
■例年よりも雪解けが格段に早いとはいえ、いつも通っている道東の森は、まだ雪がたんまり残っていた。
■そんななかで、日当たりの良い斜面で、雪解けの下にフキノトウやフクジュソウを見るのは、本当にこころ躍る。
■なんと美しく、そして、なんと力強い眺めだろう。毎年の事なのに、強く強く胸を打つ。
■強いってのは、じつにしなやかでやさしく、美しいものだなぁ――そんなことを考えたりもする。
■この弱き一人間のように「つっぱねる」だとか「錆びつかせない」だとか、ことばで自らを諭すようなことはせず、ただそのように在って、しかし、そのように強いものたち。
■植物って、やはりすごいな、と思う。
■昨日発売の雑誌「フォトテクニックデジタル」に、写真が載りました。しなやかで強いモノの写真です。ちなみに、僕の中での裏タイトルは「広隆寺」です。