不定期日記

昨日のこと

昨日の日記。
午前中は、いつも我が家のケアをしてもらっている業者さんに来てもらい、屋根裏の点検を。
今シーズンの多雪と厳しいしばれとで、屋根周りにちょっと不安な点があったので。
この家に住むようになって2年半。屋根裏を覗くのは初めてだ。
はあ、こんな風になってたのか。
発見多し。要改善点も見つかる。小屋裏換気、大事です。
昼過ぎは、今年度手がけた広尾町立豊似中学校写真集づくりプロジェクトの、
まさに総仕上げ、写真集の編集作業をパソコンで。
今年3月末で閉校になる同校の生徒・卒業生・保護者・地域関係者・教員が
それぞれにとっての「宝」を写真に収め一冊にまとめるこのプロジェクト。
一人一人の写真やそこに添えられたテキストはそれぞれ個性的なのだけど、
ずらっと並べて俯瞰すると、なんだか一本の不思議な繋がりの中に収斂しいく感じが見えてくる。
うん、よい写真集ができそうだ。
日が少し傾きだした頃、上士幌中学校へ。
『わたしたちの「撮る教室」』刊行のことを北海道新聞で記事にしてもらえることになり、
共著者で同校教員の石川晋さんと一緒に、本の舞台となった学校で取材を受けることに。
記者さんの質問に答えながら石川さんとこの出版プロジェクトのことを改めてあれこれ話していると、
ぼく自身が気付いていなかったことや知らなかったこと、
解っていなかったことがいくつも話題にのぼって、面白かった。
ものごとというのは、それに関わる全てのことが解っているから成り立ちうる、
というものではないんだなぁ、と、あらためて思う。あたりまえのことなのだろうけど。
解らないながらも、知らないながらも、自分の感覚を頼りに丁寧な歩みを進めていくと、
いつか「ああ、これだな」とか「そうか、ここなんだな」という地点にたどり着くものなのだな、
と、なんだかそんなことを思った。
取材の後、中学校に隣接する学校給食センターへちょっと立ち寄る。
何の用かといえば、今年4月に町図書館から給食センター長へと異動になった町職員Fさんへの挨拶。
図書館行事や教育委員会行事で大変お世話になった方だ。
「図書」から「給食」への大きな配置換えで、
ぼく個人としては「図書館にFさんがいない…」というのはとても残念なのだけれど、仕方がない。
給食センターで久しぶりに会ったFさんは、元気そうだった。
「いつか飯でもくいましょう!」と約束をしてセンターを後にした。
でも、Fさん、飯って、給食じゃないですよね…?笑
1時間かけて自宅へ戻り、夕飯をかっこむと、今度は娘の通う小学校へ。
今晩の校庭スケートリンクの保守管理(水撒き)作業を、娘のクラス保護者が担当することになっているのだ。
管理小屋には、担任K先生、クラスは違うけど同じ学年の若イケメン父さんSさん、
そしてここ数年にわたり長らくスケートリンク造成の中心的役割を担ってくれている頼りになるSさん。
今日は給水車1台を撒いて終わり、ということで、イケメンSさんと給水車にのりこみ、リンクに散水。
子どものことなどお喋りしながら、父さん同士の氷上ドライブ。
撒きたての水がすぐに凍り始める。
張ったばかりの氷が照明灯に照らされて、滑らかな光沢を放つ。美しい。
南東の空にはオリオン座。子どもたち、明日も元気に楽しく滑っておくれ。