PIE2007にて作品展示

来る3/22~25に東京ビックサイト(東京都有明)で行われるアジア最大の写真関連イベント「フォトイメージングエキスポ2007」において、小寺卓矢作品3点が三菱製紙企業ブースにて展示されます。3月新発売のインクジェット用紙「月光」シリーズ(販売:ピクトリコ)のデモに作品が使われます。
いま、そのプリント作業の真っ最中。デジタル作業ですが。
僕にとって超久々のモノクロプリントです(8年ぶりくらい…)。しかも、いつも撮っている木々や自然物ではない人工物が被写体になった写真も有り!これは珍しい。必見です。なーんて。今回は新商品デモのための展示なので、純粋に「小寺の作品です!」という感じの展示ではないのですが、お近くの方はぜひ足を運んで、会場でプリントを見つけてください。
じつはその昔、本気で「モノクロファインプリントで作品作りをしていく作家になろう!」と考え、台所暗室で昼夜を問わず試行錯誤を繰り返していました。しかし、いろいろ思うところがあり、カラーに移行。それ以降は、一度だけ外注でモノクロプリントを作った事はありましたが、暗室作業とは縁遠い日々を送っていました。
今回はデジタル処理のインクジェット出力なので、もちろん「明るい暗室」作業。当時の、酢酸のにおいが充満した、文字通り真っ暗な部屋で(僕は35mmフィルム現像時にも、停止と定着をリールタンクではなくフィルム剥き出しのビーカー内でやっていたので、絶対暗室にしていました)、薬品まみれになりながら黙々と作業していたのが懐かしい…。隔日の感あり、です。
アナログ処理とデジタル処理では、やはり仕上がる画像の質感は異なります。しかし、異なるからといって、一昔前のように「デジタルの画質では、作品としてお話にならない」というレベルはとっくにクリアしています。あとは、どうこの処理の特色を自分の「表現」に近づけ、活かしていくかでしょう。写真の可能性がいま、とても広がっている事を感じます。
なお、PIE2007中、25日13:00からの講演「野鳥を知る楽しみ」(講師:大橋弘一氏)で使用される予定のスライドショー映像は小寺が編集したものが使われる予定。