不定期日記

目は口ほどに…

(前投稿の続き)
◆目は口ほどに
床に伏してるだけじゃ退屈なので、
微熱の頭でボケーっと国会テレビ中継をみていたら、
民主党・山尾志桜里議員と安倍首相、高市早苗総務相との質疑応答中。
高市氏による「不平等報道で電波停止ありうる」発言についての認識を
安倍さんに対して問い質す山尾氏に対し、
安倍さんではなく高市氏が挙手して、長い答弁。
「安倍さんに聞いてるんです!」という山尾さんを、
答弁台や閣僚席からキッと威圧的に睨みつける高市さんの顔が…目が…あな恐ろしや。
人間、あんな恐ろしい目つきができるのか…と、ちょっと怖かった。
失礼ながら、正直、あれはすごい顔でした。
あの眼差しにはきっと、あんな思い、こんな思いがこもっているのだろうなぁ…と邪推。
ちょっとここに書くのを躊躇する“すごいセリフ”が聞こえてきそうな目つき。
Youtubeにでもあのときの録画が残っていないかな。
ぜひ一見を。
そのあと出てきたのは、丸川珠代環境相。
いま本当に頑張って・踏ん張ってもらわなきゃ困る省庁のトップ。
でもこの方も、件の“失言”とその後の発言撤回騒動で、野党からの質問の矢面に。
ただ、丸川さんは、閣僚席で厳しい質問にさらされている最中も、
または答弁でちょっと自傷的な“自分語り”を始めたときでも、
穏やかな顔を決して崩そうとしない。
眉はクッとあげ、綺麗に紅を引いた口角もキュッとあげ、
明るい印象を絶対崩さず、うっすらにこやか状態を崩さない。
まるで「私は全然大丈夫!私の心は平静!」との
彼女自身の心の声(エール?)が聞こえてきそうな、そんな顔つき。
さすが元アナウンサー、自分が他者に見られていることへの意識の高さは、
高市さんとはちょっと違うのだな、と正直感心。
ただ、丸川さん、目が泳ぐ。
特に、閣僚席から答弁台へ向かう2〜3mほどの歩行中、どうにも視線が定まらない。
そして、特に気になったのが、毎度毎度のその歩みの最後、
閣僚席の一番端に座る安倍さんの前を通る時に、なぜだか毎回のように、
ちらっと安倍さんの方を窺い見る。
その印象を、お叱り覚悟、ご批判覚悟で正直にそのまま書けば、
まるで子犬がご主(やめた。以下略。)
熱でボケた頭が僕の偏見をむくむく肥大化させたか、
僕の目そのものがボケて曇ったか、
渦中の閣僚二人がそんな風に見えて仕方なかった。
両氏を貶めたい気持ちなどは全くないのだけれど。
(特に丸川さんは、この仕事、ほんと、必死にやってくれ。頼む。)
とまれ、肝心の答弁内容は二の次で、
「目は口ほどに…」を思う国会中継視聴だった。