不定期日記

中頓別写真絵本作り、終了!

今日は北海道道北の中頓別町で毎年恒例となった写真絵本作りワークショップでした。今年で4回目。全回コンプリートの常連さんも参加です。そうした「先輩」のほか、今回は、かわいいかわいい小学1年生たちが5人も参加してくれました(中頓別小学校1学年、全員参加です!)。
また、前回に引き続き参加してくれた学校教員のN先生も参戦。さらには、御歳74歳の元酪農家Oさんが、小一のお孫ちゃんSくんに負けじと、絵本作りに挑戦です!
撮影フィールドは、小学校からほど近い「ふるさとの森」。牧草地のはずれにこんもりと残された、小高い丘と谷からなる小さな森です。非常にコンパクトなフィールドなのですが、植物相が意外なほど多様で、高木から草本、コケ、キノコまで、いろいろな生命が息づいています。
マダニとツタウルシには注意だよー!と念を押した後、撮影開始。
今日の人気被写体は、もう圧倒的に「セミの抜け殻」。森の中をよくよく見つめてみれば、あるわあるわ、そこにもここにも。最初は「え、どこどこ?」と探しあぐねていた子どもたちも、「見出すコツ」「見出すための目の使い方」を掴んでしまえば、あとはもうほっておいてもいっぱしの「抜け殻ハンター」です。頼もしい。
また、植物相が多様でしたので、皆さん、大きな植物、小さな植物、いろんなものに目を向けました。
さて、どんな絵本が出来たかというと…。ふふふ、今回もすげーのが出来ました!
経験者は経験者の凄みを見せ(もうね、リズム感や展開の仕方が、ちゃんと“絵本”のフォーマットにハマってるんです。驚きました)、一方、初参加のおチビさん達も、とにかくハッピーでご機嫌な作品を多発。いや、ハッピーなだけではなく、例えば小学一年生が、森の草木の営みを人間の営みになぞらえながら「成長」という主題を描き上げた、まぁ見事な作品も。
じつはこれから(18時半から)「夜の部」として開催予定の一般の方々に向けたスライド上映講演の中で、ワークショップの完成作品読み聞かせを行います!ワークショップ参加者のみんなとは、ワークショップの最後に全員分を読み合せして、そのユニークさやクオリティーの高さをシェアしました。
まちの皆さん、ぜひこぞってご参加いただき、光り輝く「ふるさとの宝」たちにの快作に触れてくださいねー!