届いた!
昨年一年かけて取り組んだ中学校3年生による写真集作りプロジェクトの成果、
写真集「僕らの変わらない日々」が、フォトブック印刷所から先ほど配送されてきました。
41名の生徒が各々カメラを手に、夏から冬にかけて、
それぞれのかけがえのない瞬間や風景を撮りました。
そして、自分のページに掲載する作品を何十何百という写真の中から自ら選びました。
ページごとの割り付けも自分で考えました。
本全体の構成も生徒どうして相談しながら編集しました。
そうしてまとめられたものを担任の石川先生が版下データ化し、ついに完成となりました。
表紙をめくり、ページをめくるたびごとに、じわりと胸が熱くなります。
やわらくて、みずみずしくて、ユーモラスで、ユニークで、センチメンタルで、
まじめで、正直で、ほほえましくて、不安定で、まぶしくて…。
当たり前だけど、言っちゃえば、全部“素人写真”。
でも、一枚一枚の写真、そして写真集全体を眺めるほどに、
「ああ、巧い写真イコール良い写真なのではないのだなぁ…」と、あらためてしみじみと感じます。
巧い写真も、巧くない写真も、
綺麗な写真も、綺麗には写せていない写真も、
それぞれに、なんて美しいのでしょう…。
ほろり。
さていよいよ、この成果物完成までを含んだプロジェクト全体を、
今度は僕が写真絵本として一冊にまとめます。
生徒たちへ、心からのお返しをしたいと思います。
おっちゃんも、頑張るよ。