ぐんぐんめりり。でてきたでてきた!
まめよ。いま、せかいでいちばんちからづよいのはおまえだって、ぼくはかってにきめている。
さて、今日は二十四節気の「芒種」だそうです。
【芒種】
「稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期とされていた。」デジタル大言海
でも今の時代は、この時期はもうすっかり田植えも終わったころですね。当地の秋まき小麦などはすでにぐんっと大きく伸びて、いまちょうど出穂時期でしょうか。
今時分の青々した麦畑も爽やかで感動的ですが、もうすぐあの美しい麦秋の景色がやってくると思うと、それも楽しみです。
ところで、田植えのことを考えてふと思ったのだけれど、天皇っていまなにをしているんだろう。お蚕を育ててる映像は何日か前に観たような記憶があるのですが。コロナ禍中、すごく静かにしていますね。
パンデミックで人の心が荒んで、さまざまな格差も広がり、偏見や分断がますます深刻になっているいま。日本ではネット誹謗中傷や「自粛警察」問題、アメリカでは人種差別を根に持つであろう殺人事件が暴動にまで発展して。切なくなります。人間は、どうしていつまでもこうした悲しみの中をぐるぐる回り続けているんだろう。
こういうときにこそ、天皇が高殿から優しくほほえみながら、「格差や偏見や差別がなくなることを期待します」ってひとこと言ったら、みんなの心が穏やかに––––ならないか。
さあ、仕事しましょ。畑の豆は力強く仕事してるぞ。