おはよう、終戦の日。敗戦の日。
城オジ「戦なんぞしてる暇はない」(風の谷のナウシカ)
甲六「もうだめだ…タタラ場が燃えちまったらなにもかもおしまいだ」
トキ「生きてりゃなんとかなる!もっと深い所へ」(もののけ姫)
サリマン先生「この馬鹿げた戦争を終わらせましょ」(ハウルの動く城)
いろんな状況、いろんな立場、いろんな腹のうち、いろんな“力学”。
いずれにしても、今後、馬鹿げた戦争も、また「馬鹿げてなどいない!」という風を巧妙に装った戦争も、一切起こらないようにしましょ。
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「アイホ十勝高校選抜 韓国へ派遣見送り」
ああ…残念。ぼくはアイスホッケー関係者でもなんでもないけど、ほんとーーーーーーーに残念。
ぼくなんかは、へそ曲がりだから、今回の親善大会を予定どおり開催することは、高校生の「学び」の機会としては、もうこの上ない「好機」としか思えないのだけどな。青少年の社会性の成長に、もンのすんごい好機。問いと思索と発見と気づきの宝庫。
大会を支援している「帯広市文化スポーツ振興団体」のサイトには、大会の目的として、次のよう書かれています。
「韓国の高校生チームとアイスホッケー競技の交流を通じ、日本(帯広)と韓国の若人が固い友情と深い相互理解で結ばれると共にアイスホッケー技術の向上のみならず、国際人としての視野の確立と育成に努め、社会に貢献できる人材育成に寄与する。」
これを読むほどに、うーん、ほんとうに残念。
リンクを貼ったWEB記事曰く、
「高校生の安全性の担保ができない」
「100%の安全性の担保がないと難しい」
同じことを報じた今朝の北海道新聞(水野薫記者)では、
「保護者や学校関係者から、安全確保を懸念する声があり」
とも。
考えてみる。
担保されるべきは、どんな安全なのだろう。
「100%の安全て」、具体的にどんな安全だろう。
それよりなにより、どんな非安全、すなわち危険があるのだろう。
ほんとうに「危険」なのかな……。
それにしても「安全に配慮して中止」がこのところよく続くなぁ。
不安や危機感に対して、未然に対処。中止、自粛。
でも「先回りの配慮」ばかりしていては、ことの本質が見えなくなったりするよなぁ…。(なんか、昨日も同じようなことを投稿したような気もするが)
「生徒からは「韓国に行きたい」という要望もあったという」
そうだよねー。いろいろ楽しみだったよね、きっと。それを思うと、大人たちの決断した結果が、残念…。
でもまあ、この残念を「次」に活かせばいいんだよね。よりよく活かせばいいのだ。希望はある。
「韓国側からは「政治とスポーツは別」などと実施に向けて協議が続けれていた」
そう、「次」の機会が、より深くより実り多い学びの場となるための工夫をすればいいのだ、われわれオトナたちが理性と知性を駆使して。