ものすごい露出オーバーな写真しかなくて、すみません……😅 ひどいね、こりゃ…。
今日は芽室町図書館で写真絵本作りWSでした。暑いけれど気持ちよく晴れ上がった空の下、総勢12名(+幼年児童の保護者)で実施しました。下は小学1年から上は40代まで。
見事。見事。見事。12冊の「見事」。ああ、見事。
一冊一冊をここで解説はできません。一部の作品は図書館で展示をしているので、お近くの方は見に来てね。
とにかく、作者のもつ価値観、美意識、やさしさ、恥じらいと真面目さ、前向きな意思、朗らかさ、軽やかさが、そこはかとなく、もしくは明らかに、それぞれの作品に出ているのが、いい。
そればかりか、作者がいま置かれているであろう環境や社会との関係までがうっすら見えるのが、また、とてもいい。(特に、中3生女子2人の作品、ほんとに素敵……)
いいなぁ。ほんとにいい。12冊、全部違う。それぞれにそれぞれの、小手先ではない「アート」を見せてもらいました。
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そのように極上の一日を終えたつい先ほど、下のようなニュースを知りました。
【元慰安婦少女像の展示中止、愛知 「ガソリン持って行く」と脅迫も】(東京新聞/TokyoWEB)
ああ……。ため息が出ました。
ぼくは、無粋なこと、余計なこと、せっかくの極上の一日を汚す愚かなことであると分かりながらも、ついつい次のように願ってしまいます。
今日WSに参加してくれた子どもたちが、是非いつの日か、このニュースが伝えるような“ほんとうに気が滅入る出来事”そのものを、一転、今日図書館でぼくに見せてくれたような、朗らかで軽やかで、価値高く美しいアートへと転じてくれますように。それぞれにそれぞれの方法で、したたかに、前向きに。
いや、子どもたちに頼ってばかりではいけないのです。48歳オジサンもまた、自分にできることを朗らかにやっていかなくては。
ほんとうに気が滅入る出来事や雰囲気が、あまりにもあまりにも強く感じられる昨今ですけれど。