今日はもういっちょ。
「あおり運転殴打」宮崎容疑者(指名手配中)への、世間の“私刑執行”が、なにやらすでに始まっているような雰囲気ですね。なんかそんな気がします。
たしかに、マスメディアが入手したあのドラレコ映像は、市井の我々の中にくすぶる懲罰欲求をメラメラと燃え上がらせて余りある、非常にインパクトあるものでした。
この件もまた「メディアとわたしたちの今」を考える一つの好機かもしれません。
(もしかしたら、オウム真理教騒動のときからそれは本質的にはあまり変わっていないのかもしれないな、とも思うけど……😅)
なお、メディアにおける映像の使われ方、もしくは“映像メディアの使い方”という意味においては、「小泉進次郎&滝川クリステル官邸結婚会見」はこの件の対極に伍する最近で一番の好例かも。
メディアのこと、あすもたゆまず考えましょう。遠からず「死活問題」ですので。
(じつは先週深夜放送で映画『コミック雑誌なんかいらない!』を観てしまい、内田裕也のF○ckin’鋭いロックな眼光にまんまと射すくめられた、ということも大きく影響しているかもしれません……笑)