不定期日記

風の神さま

以前も書いたことがありますが、屋外での静物(草とか花とか木とか)の撮影って、結構「光線待ち」、そしてそれ以上に「風止み待ち」を強いられる時が多いです。
 
「光線待ち」も元をたどれば、空を流れる雲の位置や、木漏れ日を落とす高木の枝の揺れ具合なんかに左右されるものですから、結局は「風の神さまのご機嫌次第」と言うことになります。
 
今日は風の神さまのご機嫌がすこぶる良いとみえ、ここ道北のとある撮影地では、朝から爽やかな風がびゅーびゅーと吹きまくりっぱなしです。😅
 
で、撮影者は、大いなる風の神さまに向かって、「畏れ多くも神さま、もしよろしければ、どうかほんのひと時だけお休みくださいませ…」と、小さな祈りを何度も何度も捧げ続けることになるわけです。
 
地につっ伏して懇願したり、情けない悪態をついたり、でも時々はあお向いて感謝したり。そんな、結構間の抜けた状態が、自然撮影の明け透けな実態だったりします。とほほ。
 
はあ、それにしても、なんていい風だ。ぼくもこのままここに根をはやしてしまいそうだ。


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