不定期日記

不信感/サシバ

さきほどNHK7時ニュースで「対韓国輸出規制」のことを報じていました。来月中旬には、日本政府として今よりさらに厳しい措置を韓国に対して取る見通しだそう。
 
解説者曰く「この件がここまでこじれてしまったのは、いわゆる徴用工問題についての韓国側の対応について、日本側に韓国への不信感があり、それがなかなか拭えずにいるからだ」と。「(韓国への)不信感」という言葉が何度も連呼されました。
 
うむ。どこからか「おいおい、コノ不信感より、アノ不信感を拭うのが先だろう」と声が聞こえてきそうです。
 
洋の東西を問わず、そうやって、「不信感の増幅」を巧く利用するのが「上手な政治」というものなのかもしれません。
 
ワタクシ一介の庶民平民としては、「不信感を拭って仲良くしたい。だって、かけ替え無いお隣同士なのだから」という願いを胸の内にしっかり保ちつつ、かたや、そうした“不信感活用政治”とは冷静に距離を取っていたいものです。
 
ニュースに引き続き、さわやか自然百景。「大分 国東半島の里山」の再放送。

https://www.nhk.or.jp/…/20…/08/2018_0812_kunisakihantou.html

タカの仲間サシバを頂点とする水田里山生態系を美しい映像で紹介。「豊かないのちが息づいています」とナレーション。ああ、本当だ。水田って、いろんな意味合いで、とても美しい…。

しかし、冒頭で表示された国東半島の位置を示す日本地図をみて、思いました。この半島のすぐ東、愛媛県八幡浜市の伊方原発がもしボカンと爆発すれば、この美しい水田風景と里山生態系はどうなるのでしょう。そのときサシバは、空の高みで、何を思うでしょう。

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今日は千葉県で写真絵本作りです! 雨です。すてきな「雨の絵本」ができるかな。晴れの日と同様に、雨を喜ぶことのできる日々を送りたいです。